【ニュース速報】OpenAI、ChatGPTの画像生成機能「gpt-image-1」をAPI公開

ChatGPTの画像生成機能「gpt-image-1」
目次

はじめに

この記事では、OpenAIが新たに公開した画像生成API「gpt-image-1」の概要と、それに伴う企業利用の可能性について詳しく理解できる。

さらに、他社サービスとの比較や、料金体系、安全対策についても把握できる。

OpenAI、画像生成モデル「gpt-image-1」をAPI経由で提供開始

AI

OpenAIは、ChatGPT内で人気を博していた画像生成機能を、API経由で利用可能にする新サービス「gpt-image-1」を発表した。

これにより、企業や開発者は自社ツールやプラットフォームに高品質な画像生成機能をシームレスに統合できるようになった。

OpenAIはこのモデルについて「多様なスタイルに対応し、カスタムガイドラインを忠実に反映し、テキストも正確にレンダリング可能」と説明している。

料金体系は高額、競合との差別化が課題

料金体制

APIの料金は、プロンプトテキストの入力トークン100万件あたり5ドル、画像入力トークン100万件あたり10ドル、画像出力トークン100万件あたり40ドルと設定されている。

他社と比較すると割高であり、例えばStability AIは1画像あたり0.08ドル、GoogleのImagenは1枚あたり0.03ドルと、より低コストで提供されている。

スタジオジブリ風の画像生成で話題沸騰

ジブリ風

OpenAIがチャット上での画像生成機能を公開して以降、ユーザーはスタジオジブリ風のアニメーションスタイルの画像を大量に生成し、SNSを中心に急速に拡散した。

このトレンドにより、わずか一週間で1億3000万人以上が機能にアクセスし、7億枚以上の画像が生成された。

CEOサム・アルトマン氏も「GPUが溶けそうだ」とコメントするほどの利用集中となった。

エンタープライズ用途を見据えた展開

エンタープライズ

企業向けのニーズに応えるため、OpenAIはgpt-image-1をAPIで提供する決断に至った。

Canvaは自社ツールにgpt-image-1を統合する計画を進めており、GoDaddyは顧客向けにロゴ作成サービスの実験を開始している。

さらに、Airtableもマーケティング資産管理の効率化に活用を始めている。

安全対策とデータプライバシーへの取り組み

安全体制

OpenAIは、gpt-image-1による画像にはC2PA基準に則ったAI生成ラベルを付与し、出所と真正性を保証する仕組みを組み込んでいる。

また、企業は独自にコンテンツモデレーション設定をカスタマイズ可能であり、ブランドイメージに沿ったクリエイティブ制作が可能である。

さらに、APIを通じてアップロードまたは生成された画像は、OpenAIのモデル学習には使用されないと明言されている。

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