NotebookLMで議事録を作成!?5つの注意点やプロンプトも徹底解説

NotebookLMで議事録
目次

はじめに

NotebookLMは、Google Labs が開発したAIリサーチ&ノートツールです。

Gemini モデルを基盤に、ユーザーがアップロードしたドキュメント・音声・動画の文字起こし・ウェブリンクなどを横断的に解析し、要約やFAQ生成、マインドマップ作成、音声(ポッドキャスト風)概要まで自動生成できます。

2023年の「Project Tailwind」を前身とし、2024年10月に“実験的”ラベルが外れ、現在は正式版としてGoogle Workspace/Google One経由で世界180 以上の地域に提供されています。

主な機能と特徴

機能詳細差別化ポイント
AIチャットQ&ANotebook上の全ソースから引用付き回答自分のデータだけで動くため信頼性が高い
自動要約・箇条書き長文PDF/Docsを1クリック要約Geminiの論理構造把握で「章ごとサマリー」も可
マインドマップ生成複雑なテーマを概念図に可視化同種ツールでは珍しい視覚的ナレッジ整理workspaceupdates.googleblog.com
Audio / Video Overview要点をポッドキャスト風ナレーションで出力モバイル学習とアクセシビリティに最適tomsguide.com
会議議事録ワークフロー録音⇒文字起こし⇒議事録テンプレート化音声を直接アップロードできる強みsoftbank.jp
多言語出力35+言語に対応、日本語UIも完備言語セレクターで瞬時に翻訳workspaceupdates.googleblog.com

提供状況と料金体系

プラン料金 (税込)主な制限対象
NotebookLM (Free)0円Notebook数30/音声概要1日10回個人・小規模チーム
NotebookLM Plus¥1,480/月*¹Notebook数150/音声概要1日50回/高度分析企業・教育機関
Google One AI Premium$19.99/月 (日本開始前)Gemini Advanced + NotebookLM Plus同梱個人パワーユーザー

*¹ Google Workspace Business Standard契約者は1ユーザーあたり14米ドルでバンドル提供。学生は50%割引。

現在、モバイルアプリ(iOS/Android)はストア事前登録を経て5月下旬から順次配信が開始されています。

使い方(導入手順・実行フロー)

導入ステップ

1.Googleアカウントでログイン(https://notebooklm.google.com/)

2.[新規Notebook]を作成して「ソースを追加」ボタンをクリック

3.録音データ/議事録用資料をアップロード(MP3, MP4, PDF, Docs 等)

さらに議事録の解像度を高めるために画面中央に表示される入力欄からプロンプトを入力します。

またアップロードされた資料の内容に基づいて「おすすめ質問」も自動生成してくれるため、質問例に迷った場合に活用できます。

4.議事録を生成してとアップすれば議事録を生成できます

ただし、AIによって出力された内容はあくまでも参考として、必ず確認作業を行なってください。

議事録作成に使える5つのプロンプト

  1. 「会議の概要を“決定事項/課題/次のアクション”で整理して」
  2. 「今回決まった担当者と期限だけ抜き出し、表にして」
  3. 「前回議事録と比較して変更点を一覧に」
  4. 「重要キーワードを優先度順にタグ付けして」
  5. 「3分で読める要約と30秒のSNS投稿用コピーを2本作成」

注意点(6項目)

  • 事実確認: Gemini回答は参考情報。必ず人がクロスチェック。
  • 音声品質: ノイズが多いと文字起こし精度が低下。外部録音機材推奨。
  • ファイル上限: Free版は1ソースあたり最大500 MB。超える場合は分割。
  • 機密管理: 社外秘データは共有リンク設定を“閲覧不可”に。
  • 権限設定: Notebook単位で閲覧/編集を細かく設定可能。
  • 多言語誤訳: 出力言語切替後に固有名詞が変化するケースに注意。

ローカル版や別形態との比較

NotebookLM クラウド自前LLM×Obsidian ローカルNotion AI
データ保護Google Workspace準拠、権限細分化オフラインで完結SaaS (US/EUリージョン)
モデルGemini Advancedオープンモデル (LLama 3等)Proprietary
セットアップブラウザ/アプリ即利用GPU/環境構築が必須ブラウザ/アプリ
議事録特化度音声→議事録テンプレ完備自作スクリプト次第音声は外部連携要
コスト基本無料GPU電気代 + OSS保守月$10〜$18

NotebookLMはクラウド一択だが、GPU不要・多言語・音声直投入という手軽さで議事録目的には最も導入障壁が低いと言えます。

活用事例(社内・企業など)

導入企業・団体活用内容成果
Spotify (Wrapped 2024)リスナー履歴をNotebookLMで要約しAIポッドキャスト生成再生完了率+18% en.wikipedia.org
Google I/O 2025 運営全セッション資料をNotebook化→MindMap/FAQ公開視聴者Q&A応答時間−70% blog.google
大手通信 (SoftBank Tech Blog)社内会議録音をアップロードして議事録自動生成ドキュメント作成工数−60% softbank.jp
スタートアップ (Reddit事例)週次ミーティングのトランスクリプトから週報生成レポート作成時間が1/3に reddit.com

まとめと今後の展望

NotebookLMは「まとめる・探す・伝える」を一気通貫で支援する“AI議事録メーカー”として、手動で行っていた議事録作成を大幅に効率化します。

Geminiの長文・マルチモーダル対応強化により、録音データ→文字起こし→要約→音声配信までがワンクリックで完結し、さらにMindMapや多言語生成で情報共有も変革します。

今後は ①動画要約の日本語音声出力、②Google Meet完全統合でリアルタイム議事メモ、③ノート間リンク生成による“AI知識グラフ”機能が予定(I/O 2025 Roadmapより)。

企業は正式リリース前にワークフローへ組み込んでおくことで、リリース時の生産性ギャップを最小化できます。

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この記事を書いた人

株式会社LINK代表。
日々、ChatGPT・Claude・Gemini・Notionなどの最新AIツールを駆使し、記事作成や業務効率化、プライベートにも積極的に活用中。
当メディアでは、AIの最新情報や活用ノウハウ、ツールのレビュー・比較などを発信しています。
「誰でもAIを使いこなせる時代」を目指し、有益で実践的な情報をお届けします。

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